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MSFS SDKのダウンロードとインストールの方法

マイクロソフトフライトシミュレーター用のコンテンツは、マイクロソフトが提供するSDK(Software Development Kit:ソフトウェア開発キット)を使うと、ユーザーが自分で作ることができます。
ここではMSFS SDKのダウンロードとインストール方法を解説します。

MSFS SDKのダウンロードおよびインストール方法

PC 開発者メニューで、[Help]-[SDK Installer (Core)]をクリックします。 するとフォルダー選択画面が開くので、SDKのインストーラーを保存するフォルダーを選択します。 "MSFS_SDK_Core_Installer_0.23.1.0.msi"といった名前のファイルがダウンロードできます。 このファイルのサイズは120MB弱で、ダウンロードにかかる時間は数秒程度です。
PC ダウンロードしたインストーラーをクリックして起動します。 [Next]をクリックします。
PC エンドユーザーライセンス契約の画面が表示されます。 「I accept..」のチェックボックスにチェックを入れて[Next]をクリックします。
PC インストールモジュールとインストール先の確認画面になります。
SDKは、デフォルトでは"C:\MSFS SDK\"にインストールされます。 ドキュメントも含めると、SDKの容量は1GB以上になります。 必要に応じて、インストール先ドライブを変更してください。
また、あなたのパソコンに"3D Studio Max"あるいは"Microsoft Visual Studio 2019"がインストールされていると、その関連ツールもインストールされます。
"3D Studio Max"は3Dオブジェクトデータを作成するのに使えるツールです。 しかし多くのユーザーは、この代わりに無料の" Blender "を使っています。 "Blender"用のツールは AsoboStudioのGithub からダウンロードできます。 ただし LTS版Blender (Ver.3.3/3.6) にしか対応していないのでご注意ください。
"Microsoft Visual Studio 2019"は、オリジナルの航空機(コックピットやアビオニクス)を開発する場合にのみ必要になります。 シーナリーや空港を作成する場合は不要です。
PC 上の画面で、画面右下の[Browse...]ボタンをクリックすると、このような画面になります。 十分な容量のあるドライブに変更してください。
PC つづいてこのような画面になります。 [Install]をクリックします。
PC するとWindowsから、このような「ユーザーアカウント制御」の警告が表示されます。 「はい」をクリックします。
PC インストールが始まります。 インストールにかかる時間は、数十秒~数分程度です。
PC このような画面になると、インストール完了です。 [Finish]をクリックします。
これでMSFSの開発者メニューから、SDKのツールを呼び出すことができるようになりました。

MSFS SDKドキュメントのダウンロードおよびインストール方法

MSFS SDKドキュメントは、 Flight Simulator SDK Documentation からオンラインで参照することができますが、ローカルディスクにインストールしておくことにより、表示の高速化とインターネット通信量の削減ができます。
PC 開発者メニューで、[Help]-[SDK Installer (Documentation)]をクリックします。 するとフォルダー選択画面が開くので、SDKドキュメントのインストーラーを保存するフォルダーを選択します。 "MSFS_SDK_Documentation_Installer_0.23.1.0.msi"といった名前のファイルがダウンロードできます。 このファイルのサイズは700MBほどで、ダウンロードにかかる時間は5分程度です。
PC ダウンロードしたインストーラーをクリックして起動します。 [Next]をクリックします。
PC エンドユーザーライセンス契約の画面が表示されます。 「I accept..」のチェックボックスにチェックを入れて[Next]をクリックします。
PC インストールモジュールの確認画面になります。 なお、SDKドキュメントのインストール先は選ぶことができません。 SDKのインストール先と同じフォルダーにインストールされます。
もしインストール先を変更したいときは、SDKドキュメントのインストールを中断し、SDKをアンインストールし、SDKを適切なフォルダーに再インストールしてください。
PC つづいてこのような画面になります。 [Install]をクリックします。
PC するとWindowsから、このような「ユーザーアカウント制御」の警告が表示されます。 「はい」をクリックします。
PC インストールが始まります。 インストールにかかる時間は、数十秒~数分程度です。
PC このような画面になると、インストール完了です。 [Finish]をクリックします。
SDKのインストールフォルダーの中に"Documentation"というフォルダが作成され、そこにHTML形式のSDKドキュメントファイルが保存されます。

MSFS SDKドキュメントを開く方法

PC SDKドキュメントを開くには、"Documentation"フォルダにある"index.html"を任意のブラウザで開くか、開発者メニューで、[Help]-[Open local SDK documentation]をクリックします。
またはWebの Flight Simulator SDK Documentation を開きます。
PC すると既定のブラウザが立ち上がって、SDKドキュメントが開きます。

MSFS SDKサンプルファイルのダウンロードおよびインストール方法

MSFS SDKには、2.5GBにもなる豊富なサンプルが準備されていますが、SDKとは別にダウンロードとインストールを行う必要があります。 手順は、SDKやドキュメントの場合と同じです。
PC 開発者メニューで、[Help]-[Samples]-[Samples]をクリックします。 するとフォルダー選択画面が開くので、SDKサンプルファイルのインストーラーを保存するフォルダーを選択します。 "MSFS_SDK_Samples_Installer_0.23.1.0.msi"といった名前のファイルがダウンロードできます。 このファイルのサイズは1.7GBほどで、ダウンロードにかかる時間は15分程度です。
PC ダウンロードしたインストーラーをクリックして起動します。 [Next]をクリックします。
PC エンドユーザーライセンス契約の画面が表示されます。 「I accept..」のチェックボックスにチェックを入れて[Next]をクリックします。
PC インストールモジュールの確認画面になります。 なお、SDKサンプルファイルのインストール先は選ぶことができません。 SDKのインストール先と同じフォルダーにインストールされます。
もしインストール先を変更したいときは、SDKドキュメントのインストールを中断し、SDKをアンインストールし、SDKを適切なフォルダーに再インストールしてください。
PC あとは、SDKやドキュメントのインストール手順と同じです。 インストールにかかる時間は、数十秒程度です。
このような画面になると、インストール完了です。 [Finish]をクリックします。
SDKのインストールフォルダーの中に"Samples"というフォルダが作成され、そこに大量のサンプルが保存されます。

MSFS SDK/ドキュメントをアンインストールする方法

PC MSFS SDKおよびそのドキュメントのアンインストール方法は、通常のWindows用アプリケーションの場合と同じです。 [Windows]-[設定]-[アプリ]-[インストールされているアプリ]画面を開き、SDK/ドキュメントを探します。 そして右端にある[...]アイコンをクリックし、[アンインストール]を選びます。
PC するとこのような画面になります。 [アンインストール]をクリックします。
PC ほんの数十秒ほどでアンインストールが完了します。 アンインストールしても、再度ダウンロード済みの".msi"ファイルをクリックすればインストールすることができます。