ソビエト・ロシア
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宇宙飛行の父 ツィオルコフスキー: 人類が宇宙へ行くまで
勉誠出版 2017/11/30 1944円
耳が聞こえず孤立するなか、「伝説の独学」によってロケットの基礎となる理論を打ち立てたロシア人科学者コンスタンチン・エドゥアールドヴィッチ・ツィオルコフスキー。人類みんなを宇宙に飛ばすことを夢見て、知性と理論による驚異的な未来予想で科学を発展させた「ロケット推進の父」の、日本ではじめての伝記。
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ガガーリン ----世界初の宇宙飛行士、伝説の裏側で
河出書房新社 2013/7/23 2,592円
1961年4月12日、ユーリー・ガガーリンは人類として初めて地球の大気圏を離れ、宇宙飛行に成功した。だが、20世紀を代表する人物となりながら、その後の彼は、みずからが危うい人生を送る一方、ソヴィエト国家に対しては脅威をもたらすような存在になっていく。そして34歳の若さで、訓練中の飛行機により事故死したのだった。本書はKGBの未公開ファイルや、旧ソ連当局の宇宙開発における機密文書、ガガーリンの友人や同僚へのインタビューなどをもとに、この初の宇宙飛行士の―政治的圧力に引き裂かれ、アルコール依存症と闘い、無慈悲な全体主義体制に反抗した男の―真実の姿を明らかにするものである。
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ロシア宇宙開発史: 気球からヴォストークまで
東京大学出版会 2012/8/31 5,670円
地球は青かった――。はじめての有人宇宙飛行はロシア/ソ連によってなされた。宇宙開発の父ツィオルコフスキーから世界初の宇宙飛行士ガガーリンまで、時代の流れに翻弄されながら宇宙時代を拓いた先駆者たちの活躍を、豊富な文献資料をもとに生き生きと描く。
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レッドムーン・ショック―スプートニクと宇宙時代のはじまり
日本放送出版協会 2009/01 2,625円
1957年----アポロ11号が月面着陸に成功する12年前、人類と宇宙の関係を変えた世界初の人工衛星「スプートニク1号」が打ち上げられた。スペースシャトルや宇宙ステーションにいたる、宇宙時代の幕開けである。 アメリカとソ連、それぞれの国家の威信や権力闘争に巻きこまれながら宇宙をめざす科学者たちの挑戦、フルシチョフやアイゼンハワーたち政治家の思惑、軍部に渦巻く対抗心。人類最後の未踏地「宇宙」を征する栄誉は、どちらの手に......? 冷戦下、米ソ宇宙開発競争の裏側で繰りひろげられた熱い人間ドラマが、当時の関係者たちの新たな証言を交えて、いきいきとよみがえる。息もつかせぬおもしろさのエンターテインメント・ノンフィクション。
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ロシアの宇宙開発の歴史―栄光と変貌
的川 泰宣 / 東洋書店 2002/03 600円
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地球を離れた2年間―人類の夢、火星への挑戦
ワレリー・V. ポリャコフ / WAVE出版 1999/05 1,900円
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スプートニク
ジョアン フォンクベルタ / 筑摩書房 1999/05 2,600円