NASA
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NASAを築いた人と技術 増補新装版: 巨大システム開発の技術文化
東京大学出版会 2019/5/20 5940円
1969年,アポロ11号が月面に着陸.人類の夢がかなった1年後,日本では初の人工衛星「おおすみ」が打ち上げられた.初期の宇宙開発を担った米国・日本の技術者,そしてその社会や文化とはどのようなものだったのか? 歴史と技術論の視点から,システム工学の意味を問う.アポロ計画から50年を迎え,補章を追加.
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ロケットガールの誕生: コンピューターになった女性たち
地人書館 2018/7/10 3780円
第二次大戦中、陸軍からの援助を受けていたカリフォルニア工科大学ジェット推進研究所(JPL)では、ロケットエンジンの噴射速度や飛翔体の経路を計算するのに数学や数値計算に堪能な人材が必要になった。そのとき採用されたのは数学や物理を修めた若い優秀な女性たち。彼女たちは「コンピューター」(計算手)と呼ばれ、紙と鉛筆、それに数学的能力を駆使してロケットを設計し、アメリカで最初の弾道ミサイルの打ち上げに貢献した。彼女たちは、単に単純な計算を行っていただけでなく、計算過程を整理し、計算方法を改良し、より効率のいい方法を開発していた。つまり彼女たちは最初のプログラマーだった。やがて、JPLがアメリカ航空宇宙局(NASA)の組織の一部になったとき、女性コンピューターたちは、月、金星、火星を目指す惑星探査の研究開発の担い手となった。人間の代わりにデジタル計算機(いわゆる「コンピューター」)が使える時代になると、最初のコンピューター・プログラマーとなり、コンピューター・エンジニアとなった。そうした彼女たちの努力によって、太陽系の惑星探査は実現した。やがて彼女たちは、後に続く女性研究者、エンジニアの先駆けとなっていく。本書『ロケットガールの誕生』は、「コンピューター」として宇宙開発を支えただけでなく、逆境をはねのけ、自らの道を切り開いていった彼女たちの物語であると同時に、黎明期の惑星探査の熱狂とそこに携わる人々の情熱を鮮やかに描き出している。
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ドリーム NASAを支えた名もなき計算手たち
ハーパーコリンズ・ ジャパン 2017/8/17 1080円
1943年、人種隔離政策下のアメリカ。数学教師ドロシー・ヴォーンは、“黒人女性計算手"としてNASAの前身組織に採用される。コンピューターの誕生前夜、複雑な計算は人の手に委ねられ、彼らは“計算手(コンピューター)"と呼ばれていた。やがて彼らは宇宙開発の礎となり、アポロ計画の扉を開く――!差別を乗り越え道を切り拓いた人々の姿を描く、感動の実話。映画『ドリーム』原作。
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NASA ―宇宙開発の60年
中央公論新社 2014/6/24 950円
米ソ冷戦下の1958年、宇宙開発の総合的推進機関として設立されたNASA(米国航空宇宙局)。強力な研究開発センターをいくつも擁し、宇宙への“最前線組織”として、アポロ、スペースシャトル、国際宇宙ステーション、惑星探査などの計画を進めた。だが予算削減、事故、国際情勢の変化により、その目的は変更を余儀なくされていく。本書は、時代の波に翻弄されながらも宇宙開発に挑んできた巨大技術組織の軌跡を描く。
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宇宙探査機 (ポピュラーサイエンス)
飛鳥新社 2013/8/6 11655円
日本初公開!650点以上の貴重な写真が刻む、宇宙の先端へと挑んだ189機の歴史をフルカラーで!!日本版だけの最新情報を追加!2020年に打ち上げを予定する宇宙探査機まで掲載!!
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宇宙探査機・ロケット (最先端ビジュアル百科「モノ」の仕組み図鑑)
ゆまに書房 2010/5/1 2700円
世界初のロケットから最も新しい探査機まで、15種類の宇宙機やロケット内部のつくりのひみつをさぐってみよう。一つひとつのイラストが、宇宙機の中心となる部分や装置の内側にある科学技術をわかりやすく説明し、各ページにのせられた写真が、活動中の宇宙機のようすを教えてくれる。次から次へと続くわくわくする見開きページで、これまでの宇宙機の歴史から、民間宇宙機の未来の姿までがわかる。
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絶対帰還。
光文社 2008/7/23 2,484円
「悪い知らせがある」ハウエルがいった。ペティットとバウアーソックスは最後まで聴かなくても、掛け値なしの悪い知らせだとわかった。「機体が失われた」迎えの船は来ない―。コロンビア爆発。帰還、無期延期。米ロ共同ミッションが始まった。
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英語が苦手なヒトのためのNASAハンドブック サイトの使い方から宇宙・航空機関連の貴重な画像の探し方まで
ソフトバンククリエイティブ 2008/4/16 1,000円
ロケットからスペースシャトル、惑星探査、航空機開発に至るまで、常に世界を牽引してきたのが、アメリカ航空宇宙局、NASAである。そのNASAのサイトには、宇宙・航空機開発史上、貴重な画像やデータが大量に公開されているが、英語が苦手だと、どこになにがあるのかがわからない。本書はそんなヒトのために、日本語でNASAの全貌を徹底解説。これでもう、NASAから目が離せなくなる。
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ライディング・ロケット ぶっとび宇宙飛行士、スペースシャトルのすべてを語る〈上/下〉
マイク ミュレイン / 化学同人 2008/2/7 1,890円(上巻)/1,890円(下巻)
洋書 それは浣腸検査から始まった.第1期スペースシャトル宇宙飛行士のユーモアあふれる自叙伝。 3回のシャトル搭乗を含む,12年にわたるNASAでの体験を生き生きと描写する。 エリート飛行士たちの素顔,NASAの組織的問題,チャレンジャー事故の内実も率直に語る。 スプートニクで宇宙に目覚め,夢を実現した著者の青春譚。 「あなたって豚ね、ミュレイン」軍隊じこみのユーモアセンスは、女性宇宙飛行士たちの大ブーイング。 スプートニクで宇宙に憧れ、夢を実現した著者が、スペースシャトル創成期の日常を生きいきと描く。
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NASAを築いた人と技術―巨大システム開発の技術文化
東京大学出版会 2007/05 4,410円
1969年、アポロ11号が月面に着陸。人類の夢がかなった1年後、日本では初の人工衛星「おおすみ」が打ち上げられた。 初期の宇宙開発を担った米国・日本の技術者、そしてその社会や文化とはどのようなものだったのか? 歴史と技術論の視点から、システム工学の意味を問う。
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NASA―The Complete Illustrated History
トランスワールドジャパン 2006/08 7,140円
本書はNASA(米航空宇宙局)に関する初の写真を満載したヒストリーブックであり、20世紀初頭から現在にいたる宇宙探査の歴史について語られている。 宇宙探査のためのテクノロジーだけでなく、影響を与えた人々にも焦点が当てられる。 航空・宇宙開発史を中心とした歴史家、マイケル・ゴーンの手によって NASAとその前身であるNACAの中に息づいた進取の精神やエネルギーが伝えられた歴史書だ。
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スペースシャトルの落日~失われた24年間の真実~
エクスナレッジ 2005/05/12 1,365円
1970~80年代、宇宙旅行の夢を皆に与えてくれたスペースシャトル。 実際には世紀の失敗作であり、そのコンセプトや計画は壊滅的な誤りを犯している事が判って来た。 「宇宙開発の未来を拓くもの」として世界に喧伝されたスペースシャトルの真の姿とその背景、その影響と今後の宇宙開発において日本が進むべき道を探る。 欲をはって「寸足らずの万能機械」となった設計、政治的な重圧にあえぎ、功を焦ったNASA。 致命的な2度の事故、世界の宇宙開発に与えた深刻な影響、スペースシャトルの罪科をひとつひとつ明らかにしつつ、それによって未来のあるべき宇宙開発の姿を描き出す。
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ビヨンド
新潮社 2004/12/22 5,880円
NASAが1960年代から2004年までの間に、望遠鏡や探査衛星を駆使して撮影してきた、太陽系内の惑星、衛星たちの姿。 どれも非常に美しく、何度も見入ってしまう写真集です。
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衝撃のスペースシャトル事故調査報告―NASAは組織文化を変えられるか
中央労働災害防止協会 2004/08 945円
チャレンジャー号やコロンビア号の事故、アポロ13号奇跡の生還におけるNASAの対応を、組織文化論から検証。 大きな事故を克服しながら変貌してきたNASAの危機管理の姿から、日本の政府機関や企業の学ぶべき点を示す。
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NASA/トレック―女が宇宙を書きかえる
工作舎 1998/10 2,200円
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つかめ未来を―スペースシャトル 宇宙の旅 完全報告
教育社 1996/08 1,359円
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風と翼の戦い―NASAラングリー研究(リサーチ)センター大型風洞実験栄光の75年
グリーンアロー出版社 1993/09 1,942円
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宇宙実験レポートfrom U.S.A.―スペースシャトル・エンデバーの旅
講談社 1992/11 1,262円