種子島宇宙センター
宇宙科学技術館

「種子島(たねがしま)」、そこは鹿児島空港からほんの40分で着くトロピカルアイランド。 古くはポルトガルからの鉄砲伝来と生産に成功したハイテク技術の地で、 今では日本最大のロケット打ち上げ施設が運用されているところでもあります。 そしてなにより自然がいっぱい、美しいビーチはどこも貸し切り状態、夜には天の川輝く星空、そしておいしい魚。 ビーチが目前に広がるリゾートホテルもあり、バカンスを楽しむにも最適のところです。
H-IIAロケットの打ち上げも行われる「種子島宇宙センター(TNSC)」は、種子島の南端に広大に広がっています。 敷地内を海岸沿いに走る道路は一般に開放されており、美しい緑と海岸のドライブを楽しみながら、 打ち上げ施設や組み立てビルをかいま見ることが出来ます。 施設の中では、「ロケットの丘展望台」「宇宙科学技術館」「総合指令棟(RCC)」「竹崎射場」 が解放されていて、自由に見学できます。 上のパノラマ写真は「ロケットの丘展望台」から見た大崎射場です。H-IIAはここから飛び立ちます。
右は宇宙科学技術館の全景です。目の前には美しい公園とビーチが広がり、 そこには巨大な H-IIAロケットの実物大模型 も展示されています。 建物は2階建てで、丹念に見て回っても2時間程度のボリュームです。 展示の中心はN-IからH-IIAに至る日本のロケット開発の歴史です。 N-IロケットのLE-3エンジン H-IIAロケットのLE-7エンジン はもちろん、各種人工衛星やロケットの筐体も展示されています。 模型やムービーを使ってリアルに再現されるH-IIAの組み立て、発射の解説もあり、 「体験シアター」では大画面でH-IIAの打ち上げシーンを見ることが出来ます。 ロケットや人工衛星の仕組みのコーナーでは、パソコンなどを使ったロケット設計、打ち上げゲーム等があり、 楽しみながら学ぶことが出来ます。
国際宇宙ステーション(ISS)とJEM(きぼう)関連の展示では、毛利さんが宇宙に関するクイズを出してくれます。 そして 世界の宇宙開発 と宇宙・惑星のコーナーでは、アポロ計画についても少し触れられています。
建物内にはこぢんまりした 入館記念品販売コーナー と軽食レストランがあります。 しかし品揃えは残念ながら東京の「日本科学未来館」のショップの方が充実しています。 私はH-IIAのTシャツを買ってきました。
竹崎射場は小型ロケットの発射施設で、普段は使用されていません。 ただ、窓も扉も閉じられた建物がいくつか並んでいるだけです。 しかしここからは、美しい海岸線の向こうに大崎射場の各施設が一望できます。

宇宙科学技術館は、残念ながら専門的な資料などはあまり充実していませんが、 子供から大人まで、家族で楽しめる内容になっています。

観光施設はまだあまりありませんが、種子島は夏をエンジョイするにはもってこいの穴場観光地だと思います。