Apple Watchの初期設定 iPhoneとのペアリング
もくじ
複数のApple Watchを使う場合
1台のiPhoneに2台以上のApple Watchをペアリングして使用することが出ます。 特に意識することなく、普通にペアリングすれば1台のiPhoneに複数のApple Watchが登録できます。 そして、自動的に身に着けたApple Watchがアクティブとなります。 なお、それぞれのApple Watchの設定は (Watch)-[マイウオッチ]-[すべてのWatch]画面に表示される、複数のApple Watchから選んで行います。Watchアプリのインストール
iPhoneとのペアリングには(Watch)アプリを使います。 これは、iPhoneをiOS8.2以降にバージョンアップすると自動的にインストールされます。-
Watch
Apple ユーティリティ 無料
iOS標準搭載の「Watch」アプリです。iPod/iPad/iPhoneから削除してしまったときは、App Storeからこれを再インストールします。
詳細を見る(App Store)
アプリをダウンロードする方法
App Storeおすすめアプリ
Apple Watchの電源を入れる
起動後に時間がたって画面が暗くなってしまったら、画面をタップすると点灯します。
ここでiPhoneをApple Watchに近づけます。 そしてiPhoneで(Watch)アプリを起動します。
(あるいはApple Watchの画面右下のをタップすると手動で設定することもできます。)
Apple_Watchを使うために必要なもの
iOSのバージョンアップ/アップデート手順
すでにApple Watchを使用中で、新たに追加購入した場合は、iPhoneを近づけるだけではアニメーションは表示されません。 すでにApple Watchを使用中で、新たに追加購入した場合 の手順に従ってペアリングしてください。
手動で設定する場合
上に示したいずれの方法でもうまくペアリングが開始できないときは、手動でペアリングを開始することができます。
なお、この設定は後から (Watch)-[マイウオッチ]-[一般]-[言語と地域]で変更可能です。
なお、この設定も後から (Watch)-[マイウオッチ]-[一般]-[言語と地域]で変更可能です。
Apple Watchを使うために必要なもの
iPhoneとApple Watchのペアリングを開始する
初めてApple Watchをペアリングする時には、ここに「ペアリングを開始」 または「自分用に設定」「ファミリーメンバー用に設定」ボタンが表示されるので、それをタップします。
iPhoneの機種変更 などで、一旦Apple WatchとiPhoneのペアリングを解除し、それを再度ペアリングするときは「既存のWatchとペアリング」をタップします。
Apple Watchの機種変更などで、新しいApple Watchをペアリングするときは「新しいWatchとペアリング」をタップします。
いずれの場合も、以降の手順は ペアリングの開始 をご覧ください。
すでにApple Watchを使用中で、新たに追加購入した場合
ペアリングの開始
「ファミリーメンバー用に設定」(ファミリー共有設定)するには、そのApple WatchがwatchOS7以降にアップデートされた、Series 4 以降の「GPS+Cellularモデル」である必要があります。
これはiPhoneを持たない家族のために、管理者のiPhoneでApple Wachをセットアップしてあげる機能で、 1台のiPhoneに、複数ユーザー向けのApple Wachがペアリングできます。 例えばiPhoneを持たない家族にApple Watchのみを与えて、メッセージなどで連絡したり、GPS位置情報で現在位置を確認することができます。 子供やお年寄りの見守りに使えます。
なお、この機能を使うには、そのApple WatchがwatchOS7以降にアップデートされた、Series 4 以降の「GPS+Cellularモデル」である必要があり、携帯電話会社(キャリア)とApple Watch専用の携帯電話回線契約を結ぶ必要があります。
AppleWatchのファミリー共有設定 iPhoneを持たない家族向けの見守り設定
初めてApple Watchを使うときは、ここに「Apple Watchを設定」ボタンが表示されるので、これをタップして初期設定を行います。 以降の手順は Apple Watchの初期設定 をご覧ください。
「続ける」をタップすると、現在使用中のApple Watchから設定を移行することができます。 この場合、以降の手順は 現在使用中のApple Watchから設定を移行する場合 をご覧ください。
「設定をカスタマイズ」をタップすると、過去のバックアップから復元、または新しいApple Watchとして設定することができます。 この場合、以降の手順は 過去のバックアップから復元、または新しいApple Watchとして設定する場合 をご覧ください。
現在使用中のApple Watchから設定を移行する場合
以降の手順は パスコードの設定 からとなります。 パスコードの設定 をご覧ください。
過去のバックアップから復元、または新しいApple Watchとして設定する場合
iPhoneやApple Watchを買い替えて機種変更した場合は、Apple Watchを、iPhoneに保存されている過去のバックアップから復元することができます。 Apple Watchのバックアップは、 ペアリングを解除 するときに、iPhoneに格納されます。
Apple Watchの初期化・ペアリング解除・バックアップ / iPhoneの買い替え・機種変更
現在あなたのiPhoneに格納されている、Apple Watchのバックアップを確認するには、 (設定)-(一般) -[iPhoneストレージ]画面を開き、アプリ名一覧から(Watch)を選びます。 するとこのような画面となり、どのApple WatchのいつのバックアップがiPhoneに保存されているかがわかります。
なお、この画面で任意のバックアップの名前を右から左にドラッグすると「削除」ボタンが現れます。 バックアップを個別に削除することができます。
なお、新しいApple Watchとしてすべての項目を新たに設定したいときは 「新しいApple Watchとして設定」をタップします。 この場合、以降の手順は Apple Watchの初期設定 をご覧ください。
Apple Watchの初期設定
最初は装着する腕の指定です。「左」または「右」を選んで「続ける」をタップします。 ただし「バックアップから復元」する場合は、この画面は表示されません。 バックアップに保存された設定値が使用されます。
AppleWatchを装着する腕の指定方法によって、 アクティビティ の運動量計測結果が不正確になったり、 緊急SOS で間違った「転倒検出」を受け取ることが増えたりします。 より正確に計測したい場合は、利き手ではない側にAppleWatchを装着してください。
なお、この設定は後から (Watch)-[マイウオッチ]-[一般]-[ウオッチの向き]で変更可能です。
アクティベーションロックの解除
Apple Watch を他のユーザーから引き継いだ場合、または以前にiPhoneとのペアリングを解除せずに Apple Watch 本体だけで初期化した場合は、ここで アクティベーションロック の解除が必要です。このような画面が表示されたときは、以前このApple Watchを使用していたユーザーのApple IDとパスワードを入力します。
アクティベーションロックの解除方法
Apple Watchの初期化・ペアリング解除・バックアップ / iPhoneの買い替え・機種変更
なお、この設定は後から (Watch)-[マイウオッチ]-[一般]-[Apple ID]で変更可能です。
Apple IDの作り方・使い方
Apple ID、パスワードを忘れた場合の解決策
Apple IDセキュリティ強化 2ファクタ認証/セキュリティキーの使いかた
パスコードの設定
iPhone と Apple Watch では異なる「パスコード」を指定することも可能です。 よりセキュリティを向上するためには、別の「パスコード」を指定するのも良いでしょう。
また、パスコードを設定しないと、Apple Watch で Apple Pay (クレジットカード、Suica/PASMO) が使用できません。
なお、この設定は後から (Watch)-[マイウオッチ]-[パスコード]で変更可能です。
Apple Watchのパスコードロックの使い方
パスコードロックの使い方と解除方法
なお、あとからより桁数の長いパスコードを使用したくなったときは、 (Watch)-[マイウオッチ]-[パスコード]で「簡単なパスコード」を (オフ) にします。
各種機能の設定
ここからは Apple Watch の機能紹介と詳細設定の画面が続きます。 ここで表示される画面は、使用しているApple WatchのシリーズやwatchOSのバージョン、iPhoneの設定によって変化します。 モデルなどによっては表示されない画面もあります。文字の太さとサイズの選択画面です。お好みで設定してください。 ただし「現在使用中のApple Watchから設定を移行する」場合および「バックアップから復元」する場合は、この画面は表示されません。
なお、この設定は、後から (Watch)-[マイウオッチ]-(画面表示と明るさ) で設定・変更可能です。
次はアクセシビリティの設定画面です。お好みで設定してください。
「 AssistiveTouch (アシスティブ・タッチ) 」を有効にすると、Apple Watchを画面に触れずに片手で操作することができるようになります。
また、ここには表示されていませんが 「 ズーム機能 」というものもあります。有効にすると、2本指で画面をタップするだけで、画面を拡大表示することができます。
なお、この設定は、後から (Watch)-[マイウオッチ]-[アクセシビリティ] で設定・変更可能です。
AssistiveTouchの使い方 Apple Watchを画面に触れずに片手で操作する
Apple Watchの画面を拡大する/元に戻す
Apple Watch の目玉機能「フィットネス」と「ヘルスケア」の設定です。
なお、この設定は、後から (フィットネス) または (ヘルスケア) アプリの[アカウント]-[ヘルスケアの詳細]画面で設定可能です。 もしあとから設定する場合は「この手順をスキップ」をタップします。
フィットネス/アクティビティアプリの使い方
ヘルスケア アプリの使い方
なお、この設定は、後から (設定)- (プライバシーとセキュリティ)- (位置情報サービス) 画面の「Apple Watchワークアウト」で設定可能です。
Apple Watchの「フィットネス/ワークアウト」アプリの使い方
なお、この設定は、後から (Watch)-[マイウオッチ]-[ノイズ] 画面で設定可能です。
ノイズアプリの使い方 Apple Watchで環境音レベルを測る
緊急SOS、転倒検出、衝突検出、バックトレース機能の説明です。
緊急時には、Apple Watchのサイドボタンを長押しすると、「警察(110番)」「海上保安庁(118番)」「火事、救急車、救助(119番)」のメニューが表示されます。
また、Apple Watchの加速度計を使ってユーザーの転倒や交通事故との遭遇を検知し、その後ユーザーが動かなかったときは、自動的に緊急通報(119番)を発信することができます。
さらに (コンパス) アプリでは、道に迷ったときに、元の位置に戻ることができる「バックトレース」機能が使えます。
緊急SOSの詳細については、非常事態に緊急連絡先に通知する「緊急SOS」の使い方をご覧ください。
バックトレースの詳細については、Apple Watchのコンパス(方位磁石)/水平儀の使い方をご覧ください。
なお、この設定は後から (Watch)-[マイウオッチ]-[緊急SOS]で変更可能です。
非常事態に緊急連絡先に通知する「緊急SOS」の使い方
Apple Watchのコンパス(方位磁石)/水平儀の使い方
Apple Watchで、Suica/PASMOなどの電子マネーやクレジットカードを使った買い物ができる(ApplePay)の設定です。 Apple Payの設定方法については Apple Payの使い方 Suica/PASMOをiPhoneで使う方法 をご覧ください。 ただし「現在使用中のApple Watchから設定を移行する」場合は、この画面は表示されません。
あとから設定する場合は「あとでApple Watch Appでセットアップ」をタップします。
なお、この設定は、後から (Watch)-[マイウオッチ]-[ウォレットとApple Pay] で設定可能です。
Apple Payの使い方 Suica/PASMOをiPhoneで使う方法
Apple Watchを「現在使用中のApple Watchから設定を移行する」場合および「バックアップから復元」した場合でも、Apple Payに登録していた電子マネーやクレジットカードは自動で復元されません。 個別に手動で復元または移行する必要があります。
Apple Payの使い方 Suica/PASMOをiPhoneで使う方法
常時表示ディスプレイ機能の説明です。 この機能を有効にすると、腕を上げていないときでも、若干画面を暗くした状態で、ディスプレイに時間等の情報が表示されます。 この機能が使えるのは、Apple Watch Series 5以降(SEシリーズを除く)です。
なお、この設定は後から (Watch)-[マイウオッチ]-(画面表示と明るさ)-[常にオン]画面で、 常時表示のオン/オフと、腕を上げていないときにも情報を更新するアプリの選択ができます。
ホーム画面での、アプリの並べ方の選択です。
「グリッド表示」を選ぶと、アプリのアイコンのみが並びます。狭いApple Watchの画面で多くのアプリから一つをピックアップするのに便利です。
「リスト表示」を選ぶと、アプリのアイコンと名前がリスト形式で並びます。アイコンだけでアプリが判別できない場合や、 AssistiveTouch (アシスティブ・タッチ) を使って片手でアプリを選択したい場合に便利です。
なお、この設定は、後から (Watch)-[マイウオッチ]-[App表示] で設定可能です。
iPhoneとApple Watchのデータ同期
同期した時、Apple Watchの画面が拡大表示となってしまう場合があります。 こんな時は、Apple Watchの画面を2本指でダブルタップすれば元に戻ります。
Apple Watchの画面を拡大する/元に戻す
またApple Watchとペアリングすると、iPhoneに (フィットネス/アクティビティ)アプリが表示されます。 Apple Watchの特徴のひとつである、アクティビティとワークアウトの管理ができます。
フィットネス/アクティビティアプリの使い方
Apple Watchの「フィットネス/ワークアウト」アプリの使い方
Apple Watchの名前を変更する
初期設定が済んだ直後は、自動的に「[あなたの名前]のApple Watch」という名前が付けられています。 これは、 (Watch)-[マイウオッチ]-[一般]-[情報]-[名前]で変更できます。身に着ける腕と方向の設定
Apple Watchの初期設定が終わったら、身に着ける腕と方向を確認・設定しましょう。 (Watch)-[マイウオッチ]-[一般]-[ウオッチの向き]画面を開いて、 身に着ける腕を「左手」/「右手」から選びます。 また方向を「左にDigital Crown」/「右にDigital Crown」から選びます。 初期値は左腕への装着になっています。 ここを正しく設定しないと、腕を上げたときに自動でApple Watchの画面がONになりません。腕を上げたときに自動でApple Watchの画面をONにするか否かは、 (Watch)-[マイウオッチ]-[一般]-[画面のスリープ解除]で設定できます。
AppleWatchでFace IDのロックを解除する
Face ID(顔認証)によるiPhoneのパスコードロックは、顔認証の代わりに、AppleWatchを使って解除することができます。 2020年の新型コロナウイルス(COVID-19)の蔓延に伴うマスク着用の常態化により、顔認証によるパスコードロック解除機能が不便になったことを受けて、iOS14.5 (2021年4月リリース)でこの機能が搭載されました。 事前に一度セットアップしてしまえば、あとはAppleWatchを身に着けているだけで、自動的にiPhoneのロックが解除できます。これは、デバイスごとに個別に設定する必要があります。 古いAppleWatchから設定を移行した場合も、この設定は移行されません。
詳しくは下記をご覧ください。
AppleWatchでFace IDのロックを解除する
AppleWatchでMacをアンロックする
常に最後に使ったアプリを起動する
(Watch)-[マイウオッチ]-[一般]-[画面のスリープ解除]画面で、 スリープ解除時に、最後に使ったアプリの画面を呼び出すか、あるいは時計表示にするか、を指定できます。 初期値では、アプリ使用後2分以内にスリープ解除すると、そのアプリ画面が表示される設定となっています。時々は電源のOFF-ONを
iPod/iPad/iPhoneと同様、Apple Watchも長時間使用していると、徐々に動作性能が低下したり、バッテリの消費が早くなったり、動作が不安定になったりすることがあります。こんな時は電源のOFF-ONをすると直ります。手順については下記のページをご覧下さい。
Apple Watchの初期化・復元・リセットのしかた