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GIMPプラグインのBIMPを使って複数画像の明度、コントラストなどを一括変更する

フリーの画像編集ソフトGIMPと、そのプラグインのBIMPを使うと、複数の画像の明度、彩度、コントラストなどを一括で変更することができます。 拡大縮小、切り抜き、回転、ぼかし、シャープ、ファイル名変更、ファイル形式の変更なども一括でできます。
なお、当サイトではツール XnConvertを使って画像の一括変換を行う方法 も紹介しています。併せてご覧ください。

GIMPとBIMPのインストール

GIMPのインストール
PC GIMP オフィシャルサイト を開き、メニューから[DOWNLOAD]をクリックすると、タウンロード画面に移行します。
すると「BitTorrentを使ってダウンロードする」「直接オフィシャルサイトからダウンロードする」「Microsoft Storeからダウンロードする」の3つのボタンが表示されます。 お好みの方法でダウンロードしてください。
「gimp-2.10.38-setup.exe」といったファイルがダウンロードできます。 これをダブルクリックするとGIMPがインストールできます。
BIMPのインストール
PC BIMPは、複数の画像に対して一括で画質調整が行える、GIMP用のプラグインです。 githubの BIMP オフィシャルサイト を開き、画面右下の[Latest]ボタンをクリックします。
PC するとこのような画面になります。 "Assets"欄で"gimp-plugin-bimp_win32.exe"をクリックするとダウンロードできます。 これをダブルクリックするとBIMPがインストールできます。

プラグインBIMPの使い方

ここでは例として、複数の画像の明度とコントラストを一気に変更します。
プラグインBIMPの起動
PC GIMPを起動します。 そしてメニューから[ファイル]-[Batch Image Manipulation]を選びます。
入力フォルダーの指定
PC するとこのようなダイアログウインドウが開きます。 まずは入力フォルダーを選びます。 画面左下の[画像を追加]ボタンをクリックし、[フォルダを追加]をクリックします。 するとフォルダー選択画面になります。
そしてフォルダー選択画面の右下にある「+Add」ボタンをクリックします。
出力フォルダーの指定
PC 「保存フォルダ:」と書かれている下のテキストボックスをクリックします。 するとフォルダー選択画面になります。 変更した画像の保存先となる出力フォルダーを選びます。
そしてフォルダー選択画面の右下にある「Ok」ボタンをクリックします。
処理内容の指定
PC 画面左上の[Add]ボタンをクリックすると、画像ファイルに対して実施する処理内容が指定できます。 明るさ(Brightness)・コントラスト(Contrast)を操作するには、[GIMPのフィルターを使用]を選びます。
PC するとこのような画面となります。 画面左側でフィルターを選択すると、画面右側に設定画面が現れます。 画面左側の検索ボックスに"contrast"と入力すると、コントラストを扱うフィルターの名前が2つ表示されます。 [gimp-drawable-brightness-contrast]を選択してください。
そして画面右側で、明るさとコントラストの調整値を設定します。
画面左上の[Add]ボタンを再度クリックすると、さらに新しい処理内容が追加できます。 もし彩度を調整したいときは[gimp-drawable-hue-saturation]を追加します。 ただしこれを選ぶときは、その前にすぐ下にある[gimp-hue-saturation]をクリックする必要があります(バグのようです)。
そして画面の右下にある「Ok」ボタンをクリックします。
処理の開始
PC 最後に、画面右下の[Apply]ボタンをクリックすると、変換が始まります。 指定した出力フォルダーに画像が保存されます。