写っているものを解読してくれるビジュアルインテリジェンス(Visual Intelligence)の使い方
もくじ
ビジュアルインテリジェンス(Visual Intelligence)とは
これは周囲の物体や場所を識別し、カメラに写っているものを解読してくれる機能で、

写真に写っているレストランなど、ビジネス施設に関する詳細情報 (営業時間、利用可能なサービス、連絡先情報など) を取得したり、 写真に写っているテキストを要約および翻訳したり、読み上げたり、 写真に写っているものの情報を、ChatGPTに求めることができます。
Apple Intelligence(アップルインテリジェンス)の機能と使い方
ビジュアルインテリジェンス(Visual Intelligence)の使えるデバイス
シリーズ | モデル |
---|---|
iPad Pro | 対応無し |
iPad Air | 対応無し |
iPad | 対応無し |
iPad mini | 対応無し |
iPhone |
iPhone 16e (2025)
16Pro/Pro Max (2024) 16/16 Plus (2024) 15Pro/Pro Max (2023) (iPhone 15 / 15 Plus は非対応) |
iPod touch | 対応無し |
Apple Watch | 対応無し |
Mac | 対応無し |
製品番号/モデル名の解説 / AppleWatch, iPad, iPhone モデルの見分け方
ビジュアルインテリジェンスを起動する方法





Visual Intelligenceはライブカメラビューでは機能せず、以前に撮影した写真も使用できません。
iPhoneのカメラコントロールで視覚的なインテリジェンスを活用する (アップル)
iPhoneのカメラコントロールボタンの使い方
ChatGPTに情報を問い合わせる
写真に写っているものの情報を、ChatGPTに求めることができます。
ただし事前に
Siriの設定画面で「ChatGPTを有効にする」を選択
しておく必要があります。

あるいはテキスト入力エリアで、写っているオブジェクトについて「これは何ですか?」などと質問します。 画面の下部にあるテキストフィールドにフォローアップの質問を入力または音声入力できます。 商品や製品の画像を見せれば、その説明が表示されるだけでなく、それをWebショップで購入することもできます。 方程式見せれば、それを解くこともできます。

しかし見た目をそのまま形容しただけの、中身のない回答。 残念ながら、まだ“インテリジェンス”と呼ぶほどのものではありません。
Googleで類似画像を検索
写真に写っているものを識別し、類似のアイテムを Google で検索できます。


しかし昔からあるGoogle画像検索と同様の回答。 残念ながら、まだ“インテリジェンス”と呼ぶほどのものではありません。
場所に関する情報を取得する
写真に写っているレストランなど、ビジネス施設に関する詳細情報 (営業時間、利用可能なサービス、連絡先情報など) を取得できます。
ビジネスによっては、レビューや評価を表示したり、予約をしたり、配達を注文したりすることもできます(米国でのみ利用可能)。
カメラコントロールをもう一度クリックするか、画面上部のビジネス名をタップし、ビジネスに応じて次のいずれかを実行します。
営業時間を表示するには、「スケジュール」をタップします。
配達注文をするには、「注文」をタップします。
提供されるメニューまたはサービスを表示するには、「メニュー」をタップします。
予約するには「予約」をタップします。
企業に電話をかけたり、企業のウェブサイトを閲覧したりするには、

テキストを操作する


これはiOS15から搭載された Live Text と同様の機能です。
ポスターやチラシに書かれた日付情報からカレンダーにイベントを追加する
ポスターやチラシ、手書きメモなどを写すと、そこに書かれている日付情報を読み取って、カレンダーにイベントを追加することができます。
日付のあるポスターなどのドキュメントを表示し、カレンダー登録機能がポップアップ表示されたら日付をタップします。
この機能はiOS18.3以降で使用可能です。
植物や動物を識別する
動物や植物を写すと、タップ可能なバブルが表示され、何を見ているのかがわかります。
これをタップすると、さらに詳しい情報が表示されます。
この機能はiOS18.3以降で使用可能です。
これはiOS15から搭載された Visual Look Up と同様の機能です。