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MSFSのインストールドライブ/フォルダを変更する方法・パソコンの買い替え

マイクロソフトフライトシミュレーター(MSFS2020)のインストールフォルダは、後から簡単に別のフォルダやドライブに移動することができます。 "Community"フォルダや"Official"フォルダを大容量のドライブに引っ越ししたり、読み出し速度が遅いハードディスクから高速なSSDドライブに引っ越しすることができます。 パソコンを買い替えたときも、インストールフォルダをコピーすれば、改めて150GBを超えるデータをネットからダウンロードする必要は無くなります。

パソコンを買い替えたとき

パソコンを買い替えたときは、まず最初に、ここで示す手順で、MSFS2020のデータを古いパソコンから新しいパソコンにコピーします。 つづいて新しいパソコンにMSFSをインストールし、インストール時に表示される画面で、コピー済みのMSFSデータフォルダを指定します。

MSFSデータ保存フォルダの確認

PC MSFS2020のインストールドライブ/フォルダは、ゲームのインストール時に、この画面で指定したデータ格納フォルダーの下にあります。
インストール時にデータ格納フォルダーを指定していない場合は、 "C:\Users\[ユーザー名]\AppData\Roaming\Microsoft Flight Simulator\Packages" にあります。 (Steam版)
PC MSFSデータの保存フォルダには、少なくとも"Community"と"Official"の2つのフォルダが含まれています。 ここでは、Fドライブ(ハードディスク)のMSFSデータを、Kドライブ(SSD)に移動します。

MSFSデータを別ドライブに移動する

PC まずはMSFSデータを別ドライブに丸ごとコピーします。 ここではKドライブにコピーしています。
注意:
ツール MSFS Addons Linker を使用している場合は、コピーする前に、元のドライブのCommunityフォルダーの中から、すべてのシンボリックリンクを削除(何もアドオンがインストールされていない状態)しておいてください。 さもないと、コピー先のCommunityフォルダーには、シンボリックリンクではなく、実体ファイルがコピーされます。
PC 元のMSFSデータのフォルダ名を変更します。 ここでは"msfsdata"を"msfsdata_backup"に変更しています。
なお、パソコンの買い替えの場合は、この作業は不要です。
PC つづいてMSFSを起動します。 すると元のMSFSデータのフォルダがなくなっている(名前が変更されている)ので、このような画面が表示されます。 右図のフォルダ名の部分をクリックして、新しい(コピー済みの)フォルダを指定します。
なお、パソコンの買い替えの場合は、新しいパソコンにMSFSをインストールする時に、この画面で古いパソコンからコピーしたフォルダを指定します。
PC 無事MSFSが起動したら、フォルダーの引っ越しは完了です。
PC なお、元のドライブには、元のデータフォルダーがMSFS自身によって再生成されています。 名前を変えたフォルダーとともに、両方とも削除してしまって構いません。

Communityフォルダーの場所を変える

MSFS Addons Linker というフリーソフトを使うと、Communityフォルダの位置を自由に変更したり、ワンクリックでアドオンコンテンツを有効/無効に切り替えることができます。 MSFSのインストールフォルダはそのままにして、Communityフォルダの中身だけを別ドライブに移動したいときは、このツールを使うのが便利です。

マイクロソフトフライトシミュレーターの楽しみ方

基礎編

応用編

便利なツール

アドオンシーナリーの開発