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PasocomMini PC-8001 PCGセット / NEC PC-8001の精密モデル

PasocomMini PC-8001 PCG set
PasocomMini PC-8001とは、日本のパーソナルコンピューターの元祖の一つとされる、 1979年に発売された、NEC PC-8001のミニチュアモデルです。 ただ外見が精巧に再現されているだけでなく、Raspberry Pi Zero WHを内蔵し、 PC-8001をエミュレートします。 N-BASICはもちろん、μPD780C-1(“ミューピーディー”と読みます。NEC製のZ80コンパチCPU)アセンブラで書かれたプログラムも動作可能。 当時ハル研究所が発売していたオプションユニットのPCG8100の機能も内蔵しています。
NEC PC-8001発売40周年を記念して発売された「LAVIE Pro Mobile」のノベルティとして添付されたほか、 2019年9月28日から24,800円で一般発売も開始されました。
  • 【パソコンミニ】PasocomMini PC-8001 PCGセット

    ハル研究所 2019-09-28 27,280円

    1979年にNECより発売された8ビットパソコン「PC-8001」を手のひらサイズで再現。PC-8001の周辺機器である「PCG8100」(発売元:ハル研究所)の機能も搭載。 Microsoft社の「N-BASIC Ver1.1」を搭載。当時のプログラムリストを打ち込めば動作します。 当時人気を博したPC-8001用ゲームを21本収録。version 1.3.0 適用済み。

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製品の紹介

PasocomMini PC-8001とiPhoneとの比較 まずはiPhoneとの比較です。いかに小さいかがよくわかります。
PasocomMini PC-8001 PCGセット 梱包箱 PasocomMini PC-8001 PCGセットは、こんな箱に入ってきます。 大きさはスマートフォンの箱を2つ重ねた程度。 箱からして、すでに手のひらサイズです。
PasocomMini PC-8001 PCGセット 梱包箱 裏側 梱包箱の裏側です。このなかに、PasocomMini PC-8001、そしてその上にPCG8100の箱が2段重ねに入っています。
PasocomMini PC-8001 段ボール箱 PC-8001のケースは、段ボール箱を当時そっくりに再現。 PC-8001実機を購入したときの興奮が蘇ります。 当時NECが各地に展開していた直販ショップ"Bit-inn"では、商品を受け取るときにメモリテストを実行してもらって、たった16KBのテストにずいぶん待たされたのを覚えています。
ただし、商標権の関係か、残念ながら旧NECロゴは入っていません。 旧NECロゴを手書きで描き、プリンターでステッカーにして貼り付けました。 まさか今になって旧NECロゴを描く時が来るとは・・・
PasocomMini PC-8001 段ボール箱 裏側 箱の裏側には商品名となる「PasocomMini」のロゴと商品説明。 段ボール箱の底をとめていた、巨大なホッチキスの針まで印刷で再現されています。
PasocomMini PCG8100の箱 こちらはPasocomMini PCG8100の箱です。 残念ながらこちらの梱包箱はすっかり記憶にないので、再限度のほどは不明です。 PC-8001のケースの再限度から考えて、こちらも相当なものなのでしょう。
PasocomMini PCG8100の箱の裏側 PasocomMini PCG8100の箱の裏側です。
PC-8001本体の梱包の様子 PC-8001本体はこのように入っています。 実機は確か発泡スチロールでの梱包だったと思います。
PasocomMini PC-8001 内容物一式 内容物一式です。 取扱説明書と、ラズパイ用のエミュレーターが書き込まれた16GBのSDHCカードが入っています。
PasocomMini PC-8001 本体正面 PasocomMini PC-8001 本体正面から。 比べるものがないと本物と区別がつきません。
本体上部の縦スリット通気口の奥に、横スリットが見える「後期モデル(?)」を再現しているようです。
PasocomMini PC-8001 本体背面 背面には電源スイッチとリセットボタンまで再現。 もちろん外見の再現だけで、動作はしません。
その右には、ラズパイのコネクタ類(Mini-HDMI, 2 x Micro USB Type-B)が顔を出しています。
PasocomMini PC-8001 電源スイッチとリセットボタン 電源スイッチとリセットボタン部分を拡大してみました。 電源スイッチを取り付けていたプラスネジの造形も確認できます。 印刷されている文字も、小さい文字ですがしっかり読み取れます。 模型としての完成度の高さがうかがえます。
PasocomMini PC-8001 本体裏側 本体裏側、そうそう、こんなでした。取り付けナットまで再現。
ラズパイのコネクタピンを避けるために横長の穴が開いてしまっているのがちょっと残念。
PasocomMini PC-8001 本体内部 本体の上部と下部は磁石で接続されています。 ただ手で引っ張るだけで、このように分離できます。 Raspberry Pi Zero WHのボードが見えます。 この小さなボードに、1979年に168,000円で販売されていたメインストリーム(?)パソコンのすべてが入っていると思うと感慨深いものがあります。
PasocomMini PC-8001 NECロゴ拡大 ここまで拡大しても本物と見分けがつきません。 緑色の電源ランプがリアルです。 ここでも 旧NECロゴは自作して貼り付けました。
PasocomMini PCG8100の正面 PasocomMini PCG8100の正面です。右についているディップスイッチがリアルです。
PasocomMini PCG8100の裏面 PasocomMini PCG8100の裏面です。スピーカーホールまでちゃんと再現されています。
PC-8001 と PCG8100 のスタック PC-8001 と PCG8100 のスタックです。 私は当時その後さらにオプションパーツを追加するため、PC-8001のキーボードを別筐体に入れて、PC-8801のようなキーボード分離型に改造してしまいました。

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